はじめに
前回、Podmanの動作環境を作成したので、よくつかうDockerfileからの起動方法についてのメモを残しておきます。
PodmanでもDockerでも、Dockerfileからコンテナを起動する方法は変わりません。
1. Dockerfileを用意する
Dockerfile
を作成します。以下は簡単な例です。
FROM alpine:latest
CMD ["echo", "Hello, Podman!"]
2. Podmanでイメージをビルドする
Dockerのdocker build
コマンドと同様に、Podmanのpodman build
コマンドを使用します。
podman build -t my-image:latest .
-
-t
オプションでイメージに名前(ここではmy-image:latest
)を付けます。 -
.
はDockerfileがあるディレクトリを指定します。
3. ビルドしたイメージを確認する
イメージが正常にビルドされたか確認します。
podman images
出力例:
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE
localhost/my-image latest abc123def456 5 minutes ago 5.87MB
4. コンテナを起動する
ビルドしたイメージからコンテナを起動します。
podman run --rm my-image:latest
-
--rm
: コンテナ終了後に自動的に削除します。 -
my-image:latest
: 起動するイメージ名です。
出力例:
Hello, Podman!
5. バックグラウンドで起動する
必要に応じて、バックグラウンドでコンテナを実行する場合は-d
オプションを追加します。
podman run -d --name my-container my-image:latest
-
-d
: バックグラウンドで起動。 -
--name
: コンテナに名前を付けます(ここではmy-container
)。
コンテナの実行状況を確認するには:
podman ps
おわりに
簡単ですね。 役に立った方はビール一杯奢ってください!
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