WindowsではTeratermやPuttyといったターミナルソフトを使ってシリアルコンソール接続しますが、Macからのやり方がわからなかったので調べて試してみました。
MacbookにはUSB type-Cの口しかないので何かしらの変換アダプタが必要になります。
機器とMacbookを接続したら、ターミナルを起動し、「ls /dev/tty.*」で利用可能なデバイスを確認します。
$ ls /dev/tty.*
/dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port /dev/tty.iPhone-WirelessiAP
/dev/tty.Bluetooth-Modem /dev/tty.usbserial-A504APRS
ちなみに、ttyはTele-TYpewriterの略で、シリアルインターフェースを通じてコンソール接続する接続装置のことだそうです。
接続先の危機が特定できたら、screenコマンドで接続します。今回は、SRX210に接続してみました。接続できると接続先の機器のプロンプトが返ってきます。
構文:screen <device name> <baud rate>
$ screen /dev/tty.usbserial-A504APRS 9800
SRX210-1 (ttyu0)
login:
接続を切るときには「ctl+a+k」を入力します。すると「Really kill this window [y/n]」と聞かれるので「y」を入力、接続が切れます。
Really kill this window [y/n]y
[screen is terminating]
$
参考:
Mac の screen コマンドでシリアル通信 - Qiita
ttyについて ttyやptsってなんぞ? - それマグで!