はじめに
マイナビニュースに掲載されていた、「テクノロジーの力で日本企業の働き方改革を進めていく - ServiceNow村瀬社長」に関するメモです。
要約
村瀬社長いわく、ServiceNowは2019年に①国内データセンターの立ち上げ、②新オフィスの設立というイベントがあり、1つ上のステージに到達した。日本市場においては国内データセンターがなければ官公庁等へ市場を広げることが難しいため、立ち上げのゴーサインが出たことは成果として大きい。新オフィスの設立においては、過去4年間での人員増加(約5倍)により、オフィスがバラバラとなっていたため、ひとつのオフィスへ統合することでワンチーム体制でさらなるビジネス拡大を目指す。
2020年からの方針には、①エコシステム、②ダイバーシティ、③テクノロジーの強化を掲げる。日本を牽引する20代、30代だけでなく、40代、50代にServiceNowを使ってもらうことで、エコシステムを強化する。また、性別・国籍・年齢に囚われないダイバーシティは「違いを強みにできる」という点で重要と捉える。最後に、Now Platformとスマートスピーカーの連携など、テクノロジーを使って新しい働き方のカタチを実現する。
2020年からはエグゼクティブにおるServiceNowのユーザークラブを作る予定。SNUG Japanというユーザーグループがすでにあるものの、公にできない情報を扱える場として活用できればと考えている。
おわりに
記事の締めの部分が非常に大切だと感じました。
そして、「面白そうだからまず使ってみよう」といったチャレンジ精神溢れる人の存在が重要になります。日本のデジタルトランスフォーメーションの成否は一にも二にも、テクノロジーを使って経営や業務改革を行う「人」にかかっている、というのが私の持論です。
ツールをいれることは手段であり、それをどう扱うかは人間にかかっています。どれほど優れたツールを入れたところで、人間が変わらなければ「働き方改革」は実現不可能でしょう。
新しいツールや仕組みに抵抗の少ない若手から、アプローチをかけていくことで変化を促したいですね。
以上