おれさまラボの実験ノート

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AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格しました

はじめに

しばらく更新をサボってしまいましたが、2019年7月15日に、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験を受けてきました。その結果、見事合格しましたので、今回はいわゆる「合格体験記」を書いておこうと思います。

試験を受けようと思った動機

試験を受けようと思った理由は非常に単純で、自分に「箔をつけたかった」からです。もともとは資格にあまり興味がなく、今までも特に受験してきませんでした。しかし、中途社員の面接の場で「資格を所持することの価値」に気が付きました。

面接する側の立場となると、これまで面接を受ける側の立場だったときとは違った視点で物事が見えるようになりました。その一つが「資格を持っていると強い」ということです。面接前に履歴書は読みますが、会ったこともない人間のことなので、正直読んでもいまいちピンときません。そんなときに、ある種ひとつの拠り所となるのが「資格」です。資格を持っているということは、単純にその能力を持っていることの証明になるからです。「資格を持っているからといって、その人の能力が高いとは限らない」と思う方もいらっしゃるでしょう。私もそう思います。しかし、多少の質問をすれば、技術的な理解が足りているかは判断できますし、まずその資格を取るために努力できることも才能ですから、加点要素となりうるのです。

そこで、「資格があるだけでも相手を振り向かせるには十分な要素となる」ということを学んだ私は、積極的に資格取得に励むモチベーションを得ました。ちょうど、仕事量もコントロールできる案件に携わっている時期ですし、この案件の次には AWS を扱う大規模プロジェクトの設計を行うことも決まっていましたので、ここで一発決めておこうと思い、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験(SAA)を受けることとしました。

ちなみに、SAA を受けたのは、AWS について全般的に学ぶことができる試験だと思ったからです。

試験の概要

SAA の概要は、Google 検索で調べれば先駆者の方々の記事がたくさん出てきますので、そちらを読んでいただければ良いと思います。以下に、簡単な概要だけ記します。

試験の形態:複数の選択肢と複数の答えがある問題

試験のタイプ:アソシエイト

試験時間:130 分間

受験料金:15,000 円(税別)/ 模擬試験 2,000円(税別)

試験言語:英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)

出典:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/

100 - 1000点で採点され、720点以上であれば合格です。

もし、あなたが全くの初心者なら、認定資格について解説したスライド(20180606 AWS Black Belt Online Seminar AWS 認定取得に向けて)がありますので、一度目を通してみるといいと思います。

ちなみに、試験言語で日本語を選んだとしても、英語へ切り替えるボタンがあります。おかしな日本語で混乱する場合は、サクッと英語に切り替えて内容理解したほうが良いでしょう。

勉強期間

SAA 用の勉強は1ヶ月程度、時間にして40時間程度費やしました。これには、実機を触る時間も含みます。

勉強方法

いくつかあります。

Architecting on AWS を受講

ちょうど仕事が忙しくない時期だったのと、教育費が余ってたので研修に行かせてもらいました。研修は、ある種チートのようなものなので、ゼロベースの知識を一気に引き上げることができました。

対策本で復習

AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という対策本を買って、復習しました。最近、AWS の対策本が増えてきていますが、何冊か手にとった中で一番わかりやすかったのでオススメです。

模試を受験

SAA は 2,000 円で模試を受験できます。私は受講した研修にバウチャーがついていたのでそれを使って受験しました。このときの結果は散々で、正答率は 50% 以下だったと思います。勉強始めてからここまで2週間だったので、ヤバみを感じて知識の補強を図りました。

ここでの気づきは、AWS の機能は本当にたくさんあって、馴染みがない機能は本当に覚えられないということです。もともと、単純記憶は苦手なので、ここから先は実機も触りながら、周辺知識を蓄える方針に転換しました。

ちなみに、「模試は受けたほうがいい!」という記事が多いように思いますが、個人的には無理に受けなくても良いかな、と思いました。というのも、最近は日本語の書籍も充実してきているので、問題慣れは十分可能だからです。 2,000 円をどう考えるかは賛否両論ありそうですが、必ずしも 2,000 円の価値を享受できるとは限らないと思います。受験を検討されている方、判断はご慎重に。

AWS WEB問題集

繰り返すことで知識を定着させようと思い、WEB問題集をやってみました。

https://aws.koiwaclub.com

大量の問題があり、真面目にやると結構詳しくなれました。有料ですが、使ってよかったなと思います。

ただ、SAA を受けるにあたっては細かすぎる情報もたくさんあるので、短期集中で合格したい人にはおすすめできません。長期的に、AWS の上位資格を取りたい人だったり、AWS を使いこなせるようになりたい人にはおすすめです。

YouTube で BlackBelt を視聴

AWS は、動画コンテンツも充実しており、AWS の公式チャンネルで、Black Belt Online Seminer を無料で配信しています。1時間程度の動画で、各機能について詳しく解説してくれるので、ご飯食べながらとか流し見するだけでも、結構いい感じに知識が付きました。マニュアル読むよりも、ポイントを抑えてくれているので、大変わかりやすかったです。勉強法としてはかなりおすすめです。

https://www.youtube.com/channel/UCnjKWUK2t5QJYfeqqilhJhQ

AWS ドキュメントを読み込む

いわゆる公式マニュアルを読み込みました。一から十まで読むというわけではなく、自分の場合は、Black Belt Online Seminer を観た上で、よく分からなかったところを調べながら読んだ、という感じです。

受験結果(合格点数)

受験結果は、867/1000 でした!

受けてみて分かったオススメの勉強方法

自分は結構効率悪いやり方したなー、と思うので、オススメの勉強方法を書いときます。

学習ポイントは大きく2つ、①AWS Well Architected Framework を抑える、②ユースケースに対するベストプラクティスを抑える、です。この2つを意識した上で、以下の学習をすすめると良いと思います。

まずは、Black Belt Online Seminer を見ましょう

本当にびっくりするくらいわかりやすいです。AWS の主要機能の説明についてはもちろん、ユースケースに沿って話をしてくれるので理解しやすいです。また、尺も1時間とそれほど負担にならないので、流し見でよいのでまずは観てみると良いと思います。自分はスマホで観て、わかりやすいスライドが出てきたらスクショ撮ってました。

最初は、Well Architected Framework の解説をしている動画を見ると、AWS の哲学がわかると思います。ここを抑えるだけで、SAA の問題はめっちゃ解きやすくなります。

https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-service-cut/

分からなかったところは公式ドキュメントを見ましょう

公式ドキュメントはちょっととっつきにくいところがありますが、様々な情報が書いてあります。SAA を取得する上では過剰な情報もありますが、AWS を使いこなそうと思っているなら、はじめからしっかり読み込んでおいた方が成長が早くなるでしょう。

何でもいいので、対策本で問題慣れしましょう

やはり、試験というものは問題慣れしてるかしてないかで合格率がだいぶ変わってきます。AWS 認定試験の場合は、正解は複数あるが、その中で「もっともコストパフォーマンスに優れている」だとか、「もっとも効率的」な選択肢を選ぶ問題がほとんどですので、このタイプの問題に慣れておくことが大切です。

対策本は何でもいいと思いますが、個人的には、AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト をオススメします。本屋でパラパラ眺めてみて、自分にしっくりやつを選んで見たら良いと思います。

終わりに

SAA は、範囲が広く、はじめは大変に感じると思いますが、AWS はドキュメントや解説資料が非常に充実しています。しかも、日本語で。あせらず、じっくり取り組めば確実に力をつけることができる環境が揃っているので、これから受けようと思っている方は、ぜひとも頑張ってほしいと思います。