はじめに
Windows を使っているとファイル名の変更ができなかったり、ファイルが削除できなくなることがたまーにありますよね。原因は別のプログラムがファイルを掴んでしまっているためです。でも、何のプログラムがファイルを掴んでしまっているのかわからないケースがほとんどです。
今回は、何のプログラムがファイルを掴んでしまっているのか可視化する方法を知ったのでメモとして残しておきます。
メモ
リソースモニターを起動する
まずは リソースモニター を起動します。起動方法は3種類あります。
1. スタートメニューから起動する
スタートメニューから すべてのアプリ ＞ Windows管理ツール ＞ リソースモニター をクリックします。
2. ファイル名を指定して起動する
ファイル名を指定して実行ウィンドウ（ショートカットキー：Windows キー ＋ R）から、以下コマンドを入力することで起動できます。
perfmon.exe /res
3. タスクマネージャーから起動する
パフォーマンス タブ下部の リソースモニターを開く から起動できます。
プロセスを検索する
リソースモニターの CPU タブに 関連付けられたハンドル というカラムがあり、検索ボックスがついています。ここに、ファイル名やディレクトリ名を入れて検索すると、該当のファイルで使用しているプロセスを可視化することができます。
※検索には少し時間がかかります。
プロセスをキルする
検索して出てきたプロセスを右クリックすると、プロセスの終了(E) というメニューが出てきますので、ここからキルできます。
プロセスキル後、再度検索をかけてみると該当のプロセスが消えています。
この状態であれば、ファイルの削除やリネームができます。
以上
